素材感がわかる画像

スタジオ・エイトバイテン 制作担当のマエノです。

先日、【昨今の商品画像事情】についてのお話のなかで、素材感がわかる画像について述べていきたいと思います。今回も主観の域を超えません(笑


購入者が求める使用感のわかる商品画像

素材感は主に革製品や生地の質感、貴金属の光沢、また透明度などがこれにあたります。

これらの要素も購入者の所有感に深く関わってくるようです。

せっかく拘った商品の素材。閲覧者に伝わる商品画像を使いましょう。

素材感を表現した写真の例
素材感のわかる商品画像 素材感のわかる商品画像素材感のわかる商品画像
生地アップや透明感を表現した商品画像 生地アップや透明感を表現した商品画像生地アップや透明感を表現した商品画像
それぞれの質感を伝えるイメージ商品画像 それぞれの質感を伝えるイメージ商品画像それぞれの質感を伝えるイメージ商品画像

メイン画像は商品全体をとらえる必要があるため詳細は見えなくなりがちですが、その条件の中でもできる限り素材感が伝わる商品画像を用意しましょう。

なお、アップした商品画像やイメージ画像はメイン画像では使用できません。レギュレーションはともかく、商品の全体像を伝えることが困難になります。

しかし、これらの画像は購入者様の訴求力に直結する要因です。商品ページ内には必ず必要な重要な画像であることは間違いありません。


素材感の伝わる商品画像の撮影や加工

  • 生地は縫製やきめ細かさが映るように撮影
  • 革製品は艶の強度や表面の凸凹が映るように撮影
  • 貴金属やクリア素材は綺麗な映り込みで撮影し、場合によっては映り込んでいる背景を加工

しっかりと素材感を出すためのセッティングが出来ないとECサイトで使用する写真は撮れません。

貴金属などは撮影後の画像加工が必要なケースも多々あります。

これらの商品撮影や画像加工にはそれ相応のカメラや照明、また現像や加工作業にはPCやアプリケーションを使用して画像を制作します。

具体的な技術や機材の詳細等は奥が深く、当コラム内で伝えることは容易ではないので、そこには触れられません。それぞれ専門の学校があるくらいですから(笑)

※最近のSNS等では、スマートフォンのカメラやアプリケーションで撮影加工された綺麗な画像も見受けられますね。SNS等のコンテンツの大きさや使用用途であれば問題ないようですが、やはりまだ限界はあります。特にノイズや色かぶりは酷く、正しく、魅力的な商品画像を制作することは困難でしょう。

素材感の伝わる商品画像の撮影や加工
素材感の伝わる商品画像の撮影や加工
素材感の伝わる商品画像の撮影や加工

ECモール、まずは画像

昔と違い、今は店舗担当者様も商品画像の重要性は百も承知だと思います。

そもそも閲覧者がサイトに訪れたときに一番最初に認知できるのは画像ですから。まずはそこで脱落させない画像を用意できれば、コンバージョンへの道がぐっと近くなります。

大事な商品です。ダメな商品画像のせいで本来の素材の良さを伝えられなくて損をしてしまってはいけません。良い商品画像を作ってしっかりとアピールしていきましょう。


あとがき

今回は【素材感がわかる画像】についてお話しさせていただきました。

「具体的な撮影方法や、加工方法が知りたいのに!」と考える方もいるでしょうが、やはりそれは奥が深くケースバイケースで様々で当コラムでは紹介できません。。。

かといって、全く手が付けられないわけでもないので私制作担当のマエノからは加工についてのお話はぼちぼちアップしていくつもりではございますm(__)m

弊社は撮影や画像加工のご依頼のご相談をお待ちしております。ご質問からでも結構ですのでお気軽にご連絡くださいませ。こちらのフォームからもお問い合わせいただけます。 それでは今後ともよろしくお願いいたします。