昨今の商品画像事情

スタジオ・エイトバイテン 制作担当のマエノです。 今更ですが、撮影スタジオに帰属する制作スタッフであるワタクシが日々考えることをブログに綴っていこうと思います。

初めての今日はECサイトの商品登録で使用する商品画像について少々お話ししたいと思います。


ECモールで求められる商品画像

楽天市場やamazon、またYahooストア等のECモールでは、それぞれ商品画像に対するレギュレーションが決まっており、それに準じた商品を撮影、および加工することが必須になっています。 特にメイン商品画像については厳しく設定されている傾向があります。

そこでまず、それぞれのECモールでのメイン商品画像の主な仕様を軽くまとめてみました。 下記はオフィシャルのレギュレーションを考慮した、一般的にスタンダードになっている参考推奨値です。

メイン商品画像の参考値(2021年2月現在)
商品以外要素の条件
(文字・ロゴ等)
商品の背景 ピクセルサイズ(px) データサイズ その他
楽天市場 全体に対しての
占有率が20%以下
・純粋な白(255,255,255)
・写真背景
700*700 ~
1,200*1,200
2MB以内 いかなる枠線も禁止
amazon 禁止 ・純粋な白(255,255,255) 1,600*1,600 ~
2,100*2,100
2MB以内
Yahooストア 指定なし ・指定なし 700*700 ~
1,200*1,200
2MB以内

楽天市場でのメイン商品画像の例

購買力の向上が理由

まず注目すべきが実は商品以外要素の条件です。 理由として挙げられているのは、統一化によってCVRや購入者様のユーザビリティの向上等があります。 キュレーションサイトなどで使われる場合も考慮されている、とのことした。調べてみると比較データなども上がっていました。(出所不明)

実際に各ECモールでメイン商品画像が並んでいるページを見ると、多々ある店舗様の商品画像の個性が減り、ムラがなくなって見やすく綺麗になっていることが伺えます。 購入者にとっても商品の比較がしやすいのでありがたいと感じました。 これによって各ECモール全体そのものの競争力を上げることに大きく貢献していると思います。


競合商品との競争力に対する弊害

商品画像の競争力 仕入れによって成り立っている店舗様は多く、同じ商品や同等の商品を売るためには、競合商品との競争は必須です。

さて。
上記により、メイン商品画像での文字や装飾、また合成加工によって商品の魅力や特徴を表現することが困難になりました。 このメイン商品画像はECモールでの各一覧ページで使用される極めて重要な商品画像。ここでいかに商品の魅力を伝えらるかが大きな課題になっています。

2018年頃より以前は、競合商品との差別化を図るため、各店舗担当者様が頑張って色々考えて商品画像加工をしていたのですが、昨今それは出来なくなりました。 担当者様のこれらの涙ぐましい努力によって競争力は成り立っているのですが、その大きな手段の一つが絶たれてしまったのです。 ECモール側が広告を買わせようとしているのか?とか勘ぐってしまいます。


商品画像の写真クオリティを上げる

商品以外要素が少なくなった以上、同等の商品は同じ画像が並ぶことになった昨今。 写真の重要性は更に格段にアップしました。

まず、出来ることとして良い写真を撮影する、ことが挙げられます。 ここで言う良い写真とは、商品の魅力が写真だけで伝わる写真、のことを指します。 購買者から見た魅力は多々ありますが、この中で写真で伝えやすい要素に下記があります。

他にも沢山あるとは思いますが、少なくとも上記はおさえておきたいところです。 ECサイトで登録する商品画像をつくのであれば、これらが揃って初めてスタートラインと考えても言い過ぎではないでしょう。

今回はこのくらいでざっくり終わらせたいと思います。 次回はそれぞれの具体的な写真について、綴らせていただきます。

使用感を想像できる画像 について >>>

Webサイトにおける写真

仮にもWebデザイナーのハシクレとして現在に至る小生ですが、以前から「Webデザインの80%は写真のクオリティでカバーできる」と感じていました。 逆に言えば「写真が悪いと80%どうにもならない」とも思ってます。 とても他力本願に聞こえてイヤな感じですが(笑)。

とはいえ、
この立場でプロが撮影した写真を扱うと、さらに写真の差は歴然とします。 ECサイトの商品画像をはじめ商品イメージ写真、またコーポレートサイトの企業イメージ画像や人物写真。 すべて写真がダメだと一定のクオリティ以上の訴求力は困難になります。 写真が良ければその写真一枚表示するだけで「あら不思議」ってことは多々あります。店舗を運営していて写真を疎かにしている方はいないと思いますが、一度商品写真について再考察してみることをお勧めいたします。

また撮影機材や技術、また時間などの問題を抱えている方。弊社は撮影依頼のご相談をお待ちしております。ご質問からでも結構ですのでお気軽にご連絡くださいませ。こちらのフォームからもお問い合わせいただけます。 それでは今後ともよろしくお願いいたします。